激安で話題の量販店「ドン・キホーテ」のキャラクター交代劇が「炎上商法」などとネット上で話題になっている。
事の発端は、16日に公式ツイッターで「大切なお知らせ」と題して発表された「ドンペン」降板の報告だった。そこでは「ドンキのオリジナルブランド『情熱価格』を皆様に知ってもらいたいという真摯な想いから、この度ドンキ公式キャラクターを『ドンペン』から『ド情ちゃん』に交代する事が決定いたしました。今後ともド情ちゃんをよろしくお願い致します」と公表。おなじみのペンギンから、片仮名の「ド」に手と足が生えたキャラクターにリニューアルするというものだった。
しかしこれがネットで騒動になり、「ドンペリじゃなきゃいやだー!」「ドンペンがむちゃくちゃ好きなのでとても悲しいです」「ドンペン大好きだよ。我が家は、エコバッグ、サンダル、ぬいぐるみの3種の神器がそろっている」とファンから反対が相次いだ。芸能界きってのドンキ好きで知られるタレントの丸山桂里奈もツイッターで「ドンキ継続してください」と悲しんでいた。
その報告から約8時間後。再び公式ツイッターが更新され、「お詫びとご報告」というタイトルの文書をアップ。「お客様から大変多くのご意見を頂き、私たちが考えている以上にお客様の『ドンペン』への想いを再確認することができました」とまずは感謝。続けて「皆様のご意見を真摯に受け止め、社内で協議させていただいた結果、公式キャラクターとして今後も『ドンペン』が続投することに決定いたしました」と交代を撤回した。そしてグループ一同で「未来永劫ドンペンを愛していく所存です」とし、「この度は大変お騒がせし申し訳ございませんでした」と謝罪した。
この一連の騒動がネットで炎上。「炎上商法でしょ?」「自作自演でクソ寒い。炎上商法とか言う以前に寒いし、ウソとユーモアって違うんだよね」と厳しい意見が続出し、「炎上商法というか卒業商法というか…」「結局何をやりたかったのか謎」などの声も寄せられた。