芥川賞作家の加藤幸子さん死去、87歳…「夢の壁」「長江」

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芥川賞作家の加藤幸子(かとう・ゆきこ)さんが3月30日、心不全で死去した。
87歳だった。葬儀は近親者で済ませた。
札幌市生まれ。5歳から11歳まで中国・北京で育ち、北大農学部を卒業した。少女時代の体験を踏まえ、日中の子供が主人公の作品を残した。1983年に「夢の壁」で芥川賞。「長江」で毎日芸術賞。ほかの著書に「家のロマンス」など。日本自然保護協会での勤務経験があり、野鳥の保護活動にも熱心だった。

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