「電車内で携帯通話」なぜダメ? トラブルも…「日本は不思議」外国人驚く独特マナー

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先日、国会で電車内での携帯電話の通話を認めるべきではないかという議論が交わされました。日本では、電車内は静かにするのが当たり前だと考える人が多いようですが、外国人観光客からすると必ずしもそうではないようです。
突然、国会で始まった電車内での携帯電話のマナーに関する議論。
日本維新の会の藤巻議員は「小声での通話を認めるべきだ」と主張しました。
車内の通話マナーについて、街の人に聞きました。
議論があった2日後にも通話マナーを巡り、新幹線の中でトラブルが起きました。
新幹線の運行を遅らせたとして女が逮捕されました。原因は、車内での通話を巡る乗客同士のトラブルとみられています。
居合わせた乗客によると、「車両の連結部分で20分以上電話していた。口論をしている様子で何度も大きな声を上げていた」ということです。
47歳の女は、乗客に注意されると逆上。その後、ホームで警察に事情を聞かれていましたが、突然、別の新幹線に乗り込み、新幹線の運行に遅れを生じさせたとして逮捕されました。
車内での携帯電話に関するルールは、時代とともに変遷しています。
2015年、優先席付近は電源を切るというルールが緩和され、混雑時の優先席付近以外での携帯電話の使用が認められました。
ただし、通話は控えるというマナーは長年変わらないままです。車内での通話は迷惑だと捉える人が多いようです。
2023年の駅と電車内での携帯電話の使用に関する迷惑に感じる行為ランキングでは「通話の声や着信音」が4位となっています。
日本独特の車内での通話を控えるというマナー。海外の事情はどうなのでしょうか?
車内で通話を控えるマナーはない国が多いようです。一方で、日本の電車の静かな雰囲気に好感を持っている人もいます。
スペインでは通話が禁止。携帯電話はマナーモードにするなど、静かに移動したい人向けの「サイレンスカー」という特別な車両があるそうですが…。
日本に存在する、外国人が驚く独特のマナー。にわかにはじまった車内通話に関する議論。あなたは賛成派ですか?それとも、反対派ですか?
(「グッド!モーニング」2024年2月26日放送分より)

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