三が日最終日のきょう、年末年始を故郷などで過ごした人の上りのピークを迎えました。事故の影響で、羽田空港を発着する多くの便の欠航が決まっていて、乗り換えや払い戻しに訪れた人で混雑しています。
福岡に帰る客「福岡から家族で来ていたんですけど、変更した飛行機がまた欠航になったので、結局『並んでまた変更手続きをしてください』と。ちょっと帰れるか分からない」島根に帰る客「きのうの最終便で出雲へ帰る予定だった。突然欠航になったので、きのうの予約の振り替えで、きょう予約がまた取れたので、もしこれが欠航なら新幹線かなと思って…」
日本航空と全日空は、きょう午前中に羽田空港を発着する便を中心に、あわせておよそ100便の欠航を決めていて、およそ1万8000人に影響が出る見込みです。
影響は全国各地の空港にも広がっています。
新千歳空港で一夜を明かした客「あんまり寝られなかったです。たぶん一便前くらいの（飛行機）が事故に遭って、その直後の便だったので、行って途中で折り返してきた。いつ帰れるんだろうという」
全日空は「午後の便になるべく影響がないようにしたい」としていて、日本航空はきょう午後の便にも欠航が生じる可能性があるとしています。
一方、この事故を受けて、JR東海は東京駅を出発する東海道新幹線を4本、臨時で運行しています。
事故の影響はまだ見通せず、帰省からのUターンの足への影響はさらに広がりそうです。