「水や電気よりブルーシートが欲しい」能登に大雨警報 地震での死者は65人に 震度5強の揺れも続く中

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能登半島地震での死者はこれまでに65人となった。多くの建物が倒壊などの被害を受けた石川・珠洲市では雨の中、住民が不安な夜を迎える。
珠洲市役所のそばでは1階がつぶれてしまった家屋が並んでいる。
珠洲市では3日も午前2時21分ごろに震度5強の揺れを観測するなど地震が相次いでいる。住民によると夜中に「ドーン」という音がして、再び不安に襲われたという。
石川県内ではこれまでに65人の死亡が確認され、このうち珠洲市では22人の方が亡くなっている。
また、能登半島の大動脈、「のと里山海道」は路面の崩落などが相次いでいて、柳田インターチェンジと穴水インターチェンジの間で通行止めが続いている。
3日午後4時現在、石川・能登には大雨警報が出されていて、4日朝にかけ雨脚が強くなるおそれがあり、土砂崩れなどに警戒が必要だ。
地元の人は「水や電気より雨風をしのぐブルーシートが欲しい」と話していた。住民の不安が増す中、3度目の夜を迎える。

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