奨学金の催告状11通を別の住所に送り個人情報を漏洩させるミス 三重県教育委員会

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三重県教育委員会は4日、奨学金の返済の催促や奨学金の申し込み手続きの際に、個人情報がそれぞれ漏洩したと明らかにしました。
教育委員会によりますと、9月25日、奨学金の返済を滞納している県立高校の卒業生や保護者、連帯保証人ら31人に対し、返済を促す催告状を教育委員会から発送しました。 その後、10月2日に連帯保証人宛の1通が郵便局から戻ってきたため、確認したところ、連帯保証人に宛てた11人分の催告状を誤った住所に送っていたことがわかりました。 催告状には生徒の名前や住所、滞納金額が書かれていました。送り先の住所を電子データから催告状に印刷する際に設定を誤ったことが原因ということです。 また、県立南伊勢高校では9月29日、奨学給付金の申請に必要な住民票を学校が生徒を通じて保護者に送り返す際に、同姓の別の生徒に渡したため、保護者の名前や生年月日などの個人情報が流出したということです。 住民票を受け取った別の生徒の保護者から10月2日に連絡があり、発覚しました。 県教育委員会は2件について「ダブルチェックをして再発防止を図る」としています。

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