「小学で担任いじめ」同級生明かす フィリピン収容“容疑者の素顔”

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一連の強盗・窃盗事件に関与した可能性があるフィリピンで収容中の渡邉優樹容疑者(38)と今村磨人容疑者(38)。同級生などへの取材で、以前からトラブルが絶えない今村容疑者の素顔が見えてきました。
一連の強盗・窃盗事件に関与している可能性があるとみられている渡邉容疑者と今村容疑者。警視庁は以前から特殊詐欺事件の容疑者として身柄の引き渡しを求めていますが、2人がフィリピン国内で起きた別の事件で訴追されているため、強制送還できない状況が続いていました。ところが…。
フィリピンのレムリヤ法相は30日、強制送還の障害となっているフィリピン国内での刑事訴訟について早急に解決する方針を示しました。
フィリピン、レムリヤ法相:「強制送還されないための虚偽の訴訟だと判明すれば訴訟を却下できます」
2人は近く、日本に強制送還されることになるのか。そんななか…。
今村容疑者の中学時代の同級生:「『30万、耳そろえて払え』みたいな。『体、売ってでも払え』と言われて」
今村容疑者の同級生が取材に応じ、小学校時代からの数々の問題行動を証言しました。一連の強盗・窃盗事件に関与している可能性があるとみられているうちの1人、今村容疑者。同級生は小学校時代に、こんなことがあったと話しました。
今村容疑者の中学時代の同級生:「小学校の時は5、6年の時、同じクラスだったんですけど、担任の先生をいじめて、担任の先生が学校に来なくなるということがありましたね。ソファとか椅子に画びょうを敷いたりとか、先生の持ち物を捨てるとか、ただ本当に精神的に追い詰めて『いや、俺じゃない』という感じで知らんぷりですね」
小学校6年生の時の担任の教師は学校に来られなくなり、卒業式にも出席しなかったということです。
今村容疑者の中学時代の同級生:「同級生も私も含めていじめられていたので、本人が気に食わないことがあるといじめの標的にされて、物を捨てられたり机を捨てられたりとか」「(Q.机も捨てられるんですか?)そうです。3階とかから、雪の積もっている外に捨てたりとか」
中学校に入ると今村容疑者の素行はさらに悪化。
今村容疑者の中学時代の同級生:「不良の軍団、ボスじゃないけど頭に(今村)磨人(容疑者)がいて、他校に行ってけんかしたりみたいな感じはありましたね。あとカツアゲ。『酒買ってこい』とか『たばこ買ってこい』みたいな、そういうのもありましたし。『お金は?』と言ったら『お前が出せ』みたいな。買わないと何をされるか分からないので。たばこの銘柄が間違っていると怒られます」
中学を卒業してからも金銭を巡るトラブルが絶えなかったといいます。
今村容疑者の中学時代の同級生:「16歳か17歳ぐらいの時に彼(今村容疑者)から恐喝に遭ったんですけど」
今村容疑者が当時、交際していた女性と別れた理由について、この同級生が余計なことを話したことが原因だと決め付け、その責任を取るよう迫ってきたといいます。
今村容疑者の中学時代の同級生:「『お前のせいで別れたんだから慰謝料よこせ』と言われて『30万、耳そろえて払え』みたいな『体、売ってでも払え』と言われて、親に言ったら親が警察の人に言って、そのまま被害届を出した」
その後、成人式で再会した時は…。
今村容疑者の中学時代の同級生:「羽振りは良い感じでしたね。ブランドのスーツを着たりとか」

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