金品受領など禁止の中…オウム真理教の後継アレフ 道場で現金入り「さい銭箱」発見 公安調査庁が再発防止処分違反の疑いで調査

オウム真理教の後継団体「アレフ」の施設で、現金の入ったさい銭箱が見つかり、公安調査庁が、再発防止処分違反の疑いで調査していることが分かった。
オウム真理教の後継団体「アレフ」には2023年3月、初めて団体規制法に基づいた再発防止処分が出され、金品の受領や指定された施設の使用などが禁止されている。
違反した信者には、2年以下の懲役などの刑事処分が科される。
しかし、公安調査庁が2024年4月に埼玉・八潮市にあるアレフの施設に行った立ち入り検査で、「道場」から現金が入ったさい銭箱が見つかったという。
公安調査庁は、アレフが禁止されている金品を受け取った可能性があるとみて、経緯を調べる方針。