調理指導中に包丁の腹で部下隊員の尻を数回叩いたなどとして、海上自衛隊の隊員が懲戒処分されました。 停職30日の懲戒処分を受けたのは、京都府舞鶴市の海上自衛隊・舞鶴衛生隊の50代の1等海曹です。 舞鶴地方総監部によりますと、1等海曹は2019年11月、当時所属していた部隊の部下隊員に対して、調理指導中に包丁の腹で尻を数回叩いたり、ハサミの刃の背部分で頭を小突くなどしたということです。 目撃した別の隊員が内部通報したことから発覚、1等海曹は他の部下隊員にも「指導困難者だ」などと複数回暴言を吐いていたということです。 1等海曹は「自分の持つ目標と部下の目標が違うレベルのもので、自分の目標を優先した結果部下に対する指導が厳しくなったと考えている」と話しているということです。 舞鶴地方総監部はこれらの行為をパワーハラスメントに当たると認定しました。