東京都で車が逆走を始める瞬間や横断歩道を挙行突破する様子など、危険な運転の様子が相次いで撮影された。練馬区では、前を走る車が対向車線に車線変更し、逆走を開始。すぐに逆走に気づき停車したため、最悪の事態は免れたという。一方、秋葉原では、大勢の歩行者が渡る横断歩道を、車が間を縫うようにして強引に突破する様子も確認されている。
東京・練馬区で1月31日に撮影されたのは、前方を走る車が交差点に差しかかると、対向車線に車線変更し、逆走する瞬間だ。
目を疑う光景に、撮影者からは「おおっ!?ええっ!?」という言葉にならない声が上がった。
目撃したドライバーは、「(対向車線を)右車線だと思って入ってしまったのかもしれません。こんな感じで逆走が生まれるんだなぁと思って…」と話している。
その後、逆走する白い車の先からは、数台の車が向かってきていた。
このままでは正面衝突は避けられない状況だったものの、目撃したドライバーによると、白い車はすぐに逆走と気づき停車したため、最悪の事態は免れたという。
一方、東京・秋葉原でも1月20日夕方5時半ごろ、“とんでもない車”がカメラにとらえられている。
当時、撮影者の車は、歩行者が横断歩道を渡りきるのを待っていた。その時、まだ多くの歩行者が渡っているにもかかわらず、白い車が人の間を縫うようにして横断歩道を強引に突破した。
目撃したドライバーは当時について、「あれ?あれ?あれ?行っちゃうんだ…えっ?えっ?えっ?って。よくあの間抜けていったなって…」と衝撃を受けていた様子だ。
その後、ドライバーが先の道で左に曲がると、道路端に、横断歩道を強引に突破した白い車を発見したという。
さらに近くには、運転手らしき男性の姿も見られた。目撃したドライバーによると、年齢は30代から40代で、荷物の配達員のようだったという。
目撃したドライバーは、「本当に開いた口がふさがらない。こういう方は免許返納してもらって、車の運転してほしくないですよね」と、あきれ気味にコメントしていた。(「イット!」 2月5日放送より)