4月1日から新年度が始まり、東海3県各地の官公庁で入庁式が開かれました。セクハラ問題で町長が辞職した岐阜県岐南町では、町長不在の異例のスタートとなりました。
愛知県の入庁式には新規採用職員559人のうち、416人が出席しました。 大村秀章知事は「コロナ禍での経験を糧に、県庁での様々な仕事に生かしてほしい」などと訓示しました。 新規採用職員: 「愛知県の仕事は多岐に渡るので、いろんな部署で勉強して知識をつけて学びながら働いていきたい」 別の新規採用職員: 「自分の職種が『農業土木』という職種なので、能登半島地震のような災害が愛知県でも起こる可能性があるので『災害に強い農業』を目指して働いていきたい」
一方、ハラスメントが問題となったあの町は── 岐阜県岐南町 傍島敬隆副町長: 「きょうから令和6年度が始まるが、町長不在の異例のスタートとなってしまいしました」 職員へのセクハラなど99の行為が認定されて小島英雄町長(74)が3月辞職した岐阜県岐南町では、町長不在の異例の式となりました。 今年度は、新卒の内定者2人がいずれも辞退し、社会人採用の3人に。傍島敬隆副町長から辞令が交付されました。 傍島副町長: 「まずは町民の信頼回復。公務員ですから町民の幸せといいますか、生活を守っていくことが主な仕事なので、その職責を全うしていただきたい。職場の環境はデリケートな状態になっているので、できるだけコミュニケーションをとっていきたい」 町長選は4月9日告示、14日投票です。
新規採用の職員10人に辞令が交付された三重県尾鷲市では、地元で水揚げされる特産のブリが贈呈されました。 成長するにつれて名前が変わる出世魚。 ブリを受け取った新入職員は… 新規採用職員: 「ブリのように大きく成長し、市民の皆様とのブリッジになれるように頑張ります」 贈呈されたブリは切り身にし、新入職員に配られるということです。 (4月1日15:40~放送 「ドデスカ+」より)