JR広島駅で新幹線に向かって袋を投げつけて運行を妨害したとして広島県警広島南署は3日、兵庫県姫路市の自称自営業の男(34)を新幹線特例法違反の疑いで逮捕した。
発表によると、男は2日午後6時55分頃、同駅新幹線ホームで、発車直後の新大阪発鹿児島中央行きの「さくら565号」に向かって、カップ麺などが入ったレジ袋を投げて運行の安全を妨げた疑い。男が袋を投げたのを目撃した駅員が110番した。男は、さくら565号の切符を持っていたという。
このトラブルで、さくら565号は運転を打ち切り、一部の列車に最大約40分の遅れが出て、計約5600人に影響した。