能登地方を震源とする最大震度7の地震を受け、石川県内では少なくとも3万人超が避難している。
【写真】家が…自宅前でぼうぜんとする女性 震度6強を観測した珠洲市で避難所になっている小学校は受け入れ人数が約290人にもかかわらず、少なくとも700人が集まり、避難者であふれかえっている。男性職員によると、負傷している人も多数いるという。 職員は「毛布や暖房器具が足りず、寒さ対策に困っている。トイレも簡易型で対応しているが、間に合っていない」と語った。 一方、輪島市宅田町の福祉施設には高齢者など約15人が避難している。職員の女性(60)によると、施設も被災して調理場では食器が散乱して断水が続いているという。 女性は「乾パンやレトルト食品を備蓄していたが、残りが少なく不安だ。エアコンは使えているが寒さがきつい。周辺の道路は車が通れる状態ではなく、毛布や食料品がほしい」と訴えた。【斉藤朋恵、小坂春乃】
震度6強を観測した珠洲市で避難所になっている小学校は受け入れ人数が約290人にもかかわらず、少なくとも700人が集まり、避難者であふれかえっている。男性職員によると、負傷している人も多数いるという。
職員は「毛布や暖房器具が足りず、寒さ対策に困っている。トイレも簡易型で対応しているが、間に合っていない」と語った。
一方、輪島市宅田町の福祉施設には高齢者など約15人が避難している。職員の女性(60)によると、施設も被災して調理場では食器が散乱して断水が続いているという。
女性は「乾パンやレトルト食品を備蓄していたが、残りが少なく不安だ。エアコンは使えているが寒さがきつい。周辺の道路は車が通れる状態ではなく、毛布や食料品がほしい」と訴えた。【斉藤朋恵、小坂春乃】