石川県で最大震度7を観測した能登半島地震について、岸田首相は3日午前、首相官邸で非常災害対策本部会議を開き、救命活動に全力を尽くすよう指示した。
岸田首相「地震の発生から40時間以上が経過しました。被災者の救命救助、これは時間との闘いであり、まさにいま正念場である」
岸田首相は、3日午前8時時点の情報として、倒壊した建物の下など、救助を必要とする情報が130件あることを明らかにした。
そのうえで、自衛隊員の救命部隊をこれまでの1,000人から2,000人に増強したと述べた。
また同時に避難が長期化する可能性もあり、被災者支援の物資確保にも全力を尽くしていると述べた。