千葉・八街市議の後藤祐樹氏と元迷惑系ユーチューバーのへずまりゅうが、それぞれ令和6年能登半島地震の被災地入りしたことを報告。SNSで物議を醸している。
後藤氏は3日未明に「X」(旧ツイッター)で「今から七尾に物資を持って向かいます」と投稿。同日午前9時ごろには「いま富山県氷見市の辺りまで来たのですが、道路がガタガタで通行止めも多くさらに迂回する事になりました」と道路が割れている画像と動画を添付した。
また、同日午後には被災地でのボランティアを考えている人にアドバイス。通行止めになっている道路が何か所もあることや、ガソリンスタンドが渋滞していること、携帯電話が圏外になっているところがあることなどを伝えた。
一方、へずまりゅうは1日午後6時ごろに「地震の被害に遭われた方はいますか? 今すぐ物資を届けるので安全確保されて待っていて下さい」と投稿。3日午前に石川県に到着したことを報告していた。同日午後には「自分は今三件回って物資を配り終えたので一旦名古屋まで戻って夜から活動します」と報告した。
2人のXには「素晴らしい行動力」「お身体に気を付けて活動頑張ってください」と賛同の書き込みも寄せられているが、同時に批判も殺到している。「救助の邪魔だけはしちゃいかんぞ」「今はまだ動く時ではありません」「今は人命救助優先のために自衛隊や優先車両が動きやすい状態にしなければなりません」と指摘する声が相次いでいる。
現在、石川県の公式サイトでは被災地支援について、「現地の受入れ態勢が整うまで、しばらくお待ちくださいますよう、お願いいたします」と、被災地入りを控えるよう呼びかけをしている。また、災害ボランティアの募集はまだ行っていないという。