おととい、羽田空港の滑走路で日本航空と海上保安庁の航空機が衝突した事故で、海保機が事故の直前、滑走路の中でおよそ40秒間停止していたとみられることが新たに分かりました。
おととい、日本航空機が羽田空港に着陸した際、滑走路で海上保安庁の航空機と衝突し、海保機に乗っていた副機長の田原信幸さん(41)ら5人が死亡しました。
JNNのカメラには事故の直前、滑走路に向かって進む海保機が映っていました。映像では、海保機が滑走路内とみられる場所まで進み停止していて、それからおよそ40秒後、日本航空機と衝突し、大きな炎が上がりました。
国交省が明らかにした交信記録では、事故の2分前に海保機側から管制官に対し、滑走路前の停止位置に向かうことが告げられていて、海保機側が停止する位置を誤って認識していた可能性もあります。