2022年度、不登校だった小中学生が29万9,000人にのぼり、これまでで最も多くなったことが明らかになった。
文部科学省が近く公表する調査結果によると、2022年度の不登校の小中学生は前の年から5万人以上増え、およそ29万9,000人で過去最多となった。
文科省は、要因について、コロナ禍で生活リズムが乱れやすくなったことなどを挙げている。
また、小中高校などにおけるいじめの認知件数も、およそ68万件と過去最多だった。
中でも生命や心身に重大な被害が生じた疑いがある「重大事態」は923件で、前の年から3割増えた。