10月2日、大阪・摂津市の踏切で撮影された映像。電車が通過するやいなや線路の真ん中まで走り込み、カメラを構える人たち。“レア”な車両を狙って、危険な行為が繰り広げられました。
遮断機が下りた踏切。すると阪急電鉄の特徴であるマルーンカラーと呼ばれる小豆色の電車が目の前を通過。
踏切前には大きなカメラを構えた人たちの姿が。
すると、「撮り鉄」と言われる人々が、集団で線路の真ん中まで走り込み…
最後尾の車両に向かって一斉にシャッターを切り始めました。
映像をよく見ると、撮り鉄たちは遮断機が上がる前から線路内に侵入しています。
一番乗りした集団には、偶然か、仲間なのか、同じような格好をした2人。電車が通過するスレスレのところで待機していたようにも見えます。
撮り鉄たちがカメラを向けていたのは最後尾を走っていた「救援車」と呼ばれる車両。
阪急電鉄によると、電車が故障した際などに修理する機材を運ぶための車両ですが、出動する機会が少なく線路を走る姿がとても珍しいとのこと。また、今回の走行についてはスケジュールを公表したことはなく、どこで情報を知ったのかわからないといいます。
阪急電鉄は「線路内に立ち入ることは、思いがけない事故を招く可能性があるので絶対にやめてほしい」としています。
(めざまし8 10月4日放送)