JR東日本高崎支社は、群馬県高崎市にある高崎線の新町駅で、4日早朝、駅舎の入り口の扉を開け忘れ、乗車前の客10人ほどがおよそ20分間、駅に入れなかったと発表しました。
JRによりますと、駅舎の入り口は普段、電動シャッターで決まった時間になると自動で開閉していますが、3日は、停電を伴う駅舎の工事を行うため終日施錠していたということです。4日はそばにある手動の扉を午前4時50分に開ける予定でしたが、駅員が失念していたということです。
乗客の1人がホーム脇のフェンスを乗り越えて駅構内に入り、駅舎内から解錠したということで、午前5時台の上下始発に乗り遅れた客はいなかったということです。
JRでは「指導を徹底し再発防止に務める」とコメントしています。