パチスロをするため娘2人を自宅に繰り返し放置したとして、愛知県警中川署は4日、名古屋市中川区、父親で自営業の男(30)を、保護責任者遺棄の疑いで逮捕した。
発表によると、男は9月16~19日にかけて4回にわたり、長女(5)と次女(3)を最大約13時間にわたって自宅に放置した疑い。2人の体調に問題はないという。男は4日にパチスロ店を訪れた際に駐車場で逮捕され、調べに対し「スロットに行きたい欲求を我慢できなかった」と容疑を認めている。
捜査関係者によると、9月19日に男の親族が110番し、放置が発覚した。6月にも、エアコンがついていない部屋で2人が置き去りにされているのを確認した親族からの110番があり、市の児童相談所が一時保護していたが、その後2人は男のもとに戻っていた。