国土交通省は、ナンバープレートの数字を自由に選べる「希望ナンバー制」を排気量125cc超の二輪車にも導入する方向で検討する。
27日に作業部会での議論を始め、今年度中に取りまとめを目指す。実際の導入は、システム改修などを経て数年後となる見通し。
希望ナンバー制は、ナンバーの4桁以下の番号を自由に選べ、事業用軽貨物車以外の自動車では1998年に始まった。
国交省は、現行の二輪車のナンバーに記載される番号や平仮名の組み合わせが、東京など都市部で枯渇する恐れがあるため、様式の見直しを行う。その際、組み合わせを大幅に増やす見通しで、ユーザーから要望の多い希望ナンバー制の導入を検討することにした。
導入が決まれば、ナンバーの表記などを定める道路運送車両法の省令を改正する。排気量125cc以下の原付きバイクのナンバーは、市町村所管のため、今回の検討の対象外という。