ゴールデンウィークまっただ中、危険な運転や事故が相次いでいます。
「はぁ?何やってんのこいつ?はぁ?」
4月29日、茨城県の国道で撮影されたのは、歩道を走る軽自動車。あまりの事態に、撮影した人物もパニック状態に。
「おいおいおい、ちょっと待て!」
白い車はまるで道路を走っているかのようなスピードで、走行を続けます。
幸い、このとき歩道に人はいなかったといいますが、一歩間違えれば事故になりかねない危険な運転です。
4月30日。宮崎県串間市の都井岬では、骨折したのか、左後ろの足をぶらぶらと揺らし必死に3本の足で立っている馬の姿が。
馬は車にひかれたことが原因で、足を負傷したといいますが…。
実はこの馬、宮崎県の人気観光スポット、都井岬周辺で生息している、国の天然記念物、「御崎馬」だったのです。
この地域一帯では、野生の御崎馬が、道路など関係なく、自由に行き来しています。
都井御崎牧組合 迫田会長:現場に車の破片が落ちていたので、はねられたのは、ほぼ間違いありません。観光客にパンフレットなどを配って、注意喚起を行っているのですが…。
馬が道路に飛び出すことがあるため、ゆっくり走行するようホームページや看板などで呼びかけているものの、脇見運転や、制限速度を守らないドライバーが多くいるのだといいます。
兵庫県稲美町では、直進していた車の前に、右の脇道から赤い車が飛び込んできました。
慌ててクラクションを鳴らしながら、ブレーキを踏む運転者。
赤い車は、そのまま何事もなかったかのように走り去りました。
ドライブレコーダーの映像をよく見ると、車の後ろには「初心者マーク」が。
危険な運転に遭遇したのは、4月29日。運転者は、GW初日に買い物を楽しんだ後の帰り道だったといいます。
事故に巻き込まれそうになった運転者:ほとんど減速せずに交差点を曲がってきました。クラクションをこっちが鳴らしている間も、減速せずに曲がる動作を続けていたので、何かあった時にとっさにブレーキを踏むっていう、そこまでのスキルは持ち合わせてなかったんじゃないかなっていう気がしますね。GWが台無しになってしまうので運転気をつけてほしいというのが一番になりますね。
事故の危険もつきまとう、GWの運転。十分に注意が必要です。
(めざまし8 5月3日放送)