東京・調布市内の小学校で、児童と教職員あわせて104人がインフルエンザに集団感染したことがわかりました。
東京都などによりますと、調布市の市立小学校で、先週後半からきょうまでに児童や教職員104人がインフルエンザに感染したということです。症状はいずれも軽症だということです。
小学校では、インフルエンザが原因でおとといから学年閉鎖となっていましたが、きょうから休校となりました。
調布市内では、別の小学校2校でもインフルエンザで学級閉鎖となっています。
東京都内で今月8日から14日までの1週間で報告されたインフルエンザの1医療機関あたりの患者数は0.96人となっていて、流行開始の目安となる1.0人を下回っています。
東京都は、「インフルエンザの流行は過ぎているが、他県でも学校で集団感染があり、注意してほしい」として、予防のため、手洗いや換気などを呼びかけました。