東京・歌舞伎町で「トー横キッズ」たちに炊き出しなどのボランティアをしていた爛魯Ε襦Εラシニコフ瓩鯡松茲訝砲東京拘置所で急死したことに、トー横周辺では動揺が走っている。男の名前は小川雅朝被告(33)。未成年少女に対する淫行で6月に逮捕されていた。ボランティア団体のリーダー格だったが、彼がいなくなったトー横は今どうなっているのか。
「トー横」とは歌舞伎町にある「新宿東宝ビル」周辺のこと。いつのころからかこの辺りに少年少女が集まるようになり、トー横キッズとメディアで取り上げられるようになった。昨年はリンチ殺人事件を起こして世間を騒がせたほか、爛函鴫四天王瓩筬爛函鴫の王瓩鮗称する男らが、未成年少女に手を出したとして逮捕された事件もあった。
ハウルこと小川被告も6月に未成年少女にみだらな行為をしたとして東京都青少年健全育成条例違反の疑いで逮捕された。その一方で、ボランティア団体「歌舞伎町卍会」の総会長としてトー横キッズたちに炊き出しを行ったり、清掃活動をするなど、メディアにもたびたび登場していた。それだけに、逮捕後は「子供たちを助けていながら、少女に手を出していたのか!」と批判が殺到。22日に初公判を控える身だった。
ハウル死亡のニュースが流れた15日、トー横の広場には若者がたむろしていた。イスがいくつもあり、広場で寝起きしている人がいるのか複数のマットが敷かれたまま。そんな広場の片隅にあるイスには一輪の白いバラが置かれていた。
広場に出入りする青年は「あのイスがある辺りはハウルさんの定位置でした。誰が花を置いたかは分かりませんが、ハウルさんはカリスマ性があって人を引き付ける魅力があったんですよ。やったことはダメだし、裏切られた気持ちもありますが、死んでしまったのは悲しいです。ぜひ手を合わせていってください」と話した。
ハウルはまとめ役だったようだ。歌舞伎町卍会でハウルと一緒に活動していた男性も「女がらみでは確かに未成年に手を出してるってウワサはありましたよ。ただ、活動はよくやっていたんです。なんだかんだでハウルがいることで統率が取れていた面もある。代わりになる人がいない」と嘆いた。
また、面倒見がよかったともいう。
「自分もハウルに助けてもらったことが何回もあって、例えばケンカしたときとか仲介してくれました」(同)
トー横周辺には複数のグループがあったそうで、トラブルも起きやすかったのだろう。
ハウルについては謎が多い。そもそもどうしてボランティアをやっていたのか。「なぜ歌舞伎町卍会を立ち上げたかは聞いてないけど、ハウルには前科があったから犲茲衒屬靴燭き瓩辰討いΦせちがあったんじゃないかな。少女に近づきたいっていうのもあったかもしれないけど」(同)
これからトー横はどうなっていくのか。
「家出して来る人は減っている。補導が多くなったんですよ。警察に捕まるのが怖いって話も聞く。ここは出入りが激しくて、1、2年いる自分が古株なんですが、警察に介入されるのもイヤだし、何とか自分たちでまとまりたい。そのためにも誰かが統率を取らないと」(同)
トー横の漂流は続く。