長野県を中心にスーパーやホームセンターを展開する綿半ホールディングス(本店・長野県飯田市)は、同社オリジナルのドレッシングに噴出リスクがあることが判明したとして、自主回収することを発表した。
商品名は「社長に内緒で玉ねぎを入れすぎた 玉ねぎファンに贈るシャリシャリ玉ドレ」。発表によれば、綿半の社長が実際に購入したところ、内容物が勢いよく噴出するアクシデントがあったという。
「社長に内緒で玉ねぎを入れすぎた 玉ねぎファンに贈るシャリシャリ玉ドレ」は22年2月発売。オリーブオイルなどに刻み玉ねぎがたっぷり入ったドレッシングで、「素材本来の味と食感を楽しむために最大限の具材を入れて、塩分は少なめに、化学調味料は不使用」としていた。
そんな商品について、綿半は11月3日付で「お詫びと自主回収のお知らせ」をサイトで発表。注目を集めているのは、自主回収に至った経緯の部分だ。
「社長に内緒」というネーミングに違わぬエピソードがSNSで話題に。ツイッターには
などと面白がるような反応が相次いだ。
ドレッシングが噴出した原因については、以下のような調査結果をアナウンスしている。
賞味期限が2023年4月と記載されている商品を対象として、返品・交換を行う。回収期間は22年11月3日~23年4月30日としている。問い合わせは、電話0120・77・9494まで。
同商品は製造過程の改善を行ったのち、販売を再開する。
「販売再開時の製品においても、製造過程の改善を行うことで『社長に内緒で玉ねぎを入れすぎた』の製品名にもあります通り、玉ねぎの内容量については従来通りの量でご提供いたします」とのことだ。