岸田文雄首相は10日、第210臨時国会の閉幕を受けて記者会見し、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題を巡る被害者救済法が同日の参院本会議で可決、成立したことについて「今国会での(法案)成立に向けて強い覚悟で臨んだ。野党のご意見もできるだけ反映し、与野党の垣根を越えた、圧倒的な多数で成立させることができた」と述べた。
「(法案に基づく)この制度を利用しやすい環境に向けて必要な政府支援を迅速に行う」とも語った。