NTT東日本が地中に設置した通信ケーブルを燃やし、通信障害を発生させたなどとして46歳の男が逮捕されました。
釜付敦史容疑者(46)は先月20日、中央区日本橋の路上で、通信ケーブルの点検のために地中に設置された「ハンドホール」と呼ばれる箱状の設備に火をつけ、電話線などを燃やしてNTT東日本の業務を妨害した疑いがもたれています。
現場からはカセットコンロのガスボンベなどが押収され、警視庁は釜付容疑者が「ハンドホール」の地上のふたの穴からガスを注入し、充満させた上で火をつけ爆発させたとみています。
この影響で、およそ17時間にわたり固定電話など180回線に障害が発生しましたが、釜付容疑者は「覚えていません」と容疑を否認しています。