自民党の杉田水脈衆院議員の国会内の事務所に、「せいぜい背後気つけとけ」「山上の仇打ち代表」などと脅迫する文面のはがきが届いていたことが10日、関係者への取材で分かった。
奈良市内から送られた2日の消印が押されていた。杉田氏側は9日、警視庁町署に被害届を提出、同署が脅迫容疑で捜査を進めている。
杉田氏の事務所によると、差出人は「山上の仇打ち代表」を名乗り、はがきには「過去に書いた全てを撤回して、心から詫び入れんかい/できんのやったら、唯かの後を追うことになるぞ/せいぜい背後気つけとけ」(原文ママ)などと書かれていた。7日に事務所のスタッフが郵便物の中から発見した。
また、もう1通類似するはがきも届いており、神戸市内から送られた1日の消印が押されていた。いずれも手書きだったという。