ニュース

厚生労働省 社会保障審議会（厚労相の諮問機関）の部会は15日、医療制度改革を取りまとめた。75歳以上のうち年収が一定水準を超える人の公的医療保険料を2024～25年度に段階的に引き上げる。年収153万円超の約4割の人が対象となる。厚労省は来年の通常国会で関連法改正案を提出する方針。 高齢者医療費は膨張しており半分弱を賄う現役世代の負担増抑制を図る。「出産育児一時金」を増やすための財源にも回す。物価高が続く中75歳以上の人には負担増となり批判も予想される。 出産一時金は現在42万円で主に現役世代の医療保険料が財源。今後、子育て世代の経済負担軽減のため50万円に増やす。
社会保障審議会（厚労相の諮問機関）の部会は15日、医療制度改革を取りまとめた。75歳以上のうち年収が一定水準を超える人の公的医療保険料を2024～25年度に段階的に引き上げる。年収153万円超の約4割の人が対象となる。厚労省は来年の通常国会で関連法改正案を提出する方針。
高齢者医療費は膨張しており半分弱を賄う現役世代の負担増抑制を図る。「出産育児一時金」を増やすための財源にも回す。物価高が続く中75歳以上の人には負担増となり批判も予想される。
出産一時金は現在42万円で主に現役世代の医療保険料が財源。今後、子育て世代の経済負担軽減のため50万円に増やす。