家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の人気ソフト「ポケットモンスター」（ポケモン）に登場するキャラクターのデータを改造し、販売したとして高知県警サイバー犯罪対策課などは９日、京都府宇治市の内装業の男（３６）を不正競争防止法違反容疑で逮捕した。
発表では、男は２０２２年１２月～２３年３月、自宅のパソコンなどを使い、顧客の依頼に応じてポケモンソフトのデータを不正に改ざんし、オンラインで「スナノケガワ」や「パオジアン」などのキャラクター計１５体を約１万３０００円で販売した疑い。容疑を認め、「生活費を稼ぐためだった」と供述している。
男は「今だけ！６匹オーダー４０００円」などとサイトに書き込み、顧客の希望に沿ってキャラクターを強くするなどし、１体６００～１０００円で売っていたという。同様の手口でほかにも、数百万円を売り上げており、県警は余罪を調べる。