激しいせき続く「百日咳」宮崎で急増、始まりは風邪に似た症状…息を吸うときにヒューという音

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激しいせきが続く「百日咳(ひゃくにちぜき)」の報告数が増えているとして、宮崎市はせきが出る際は早期に医療機関を受診するなど注意を呼びかけている。
市によると、昨年の市内での報告件数はなく、今年も1~3月はなかったが、4月に入ると5日までに11件の報告があった。内訳は0~4歳が4件、5~9歳が5件、10歳代が2件。
宮崎県によると、宮崎市以外でも県内では今年、3月末までに延岡保健所から1件報告があった。
百日咳は、百日咳菌によって引き起こされる感染症。風邪に似た症状から始まり、少しずつせきの回数が増え、息を吸うときにヒューという音が出るなどする。清山知憲市長は10日の定例記者会見で「まだ診断されていないものの、感染している人もいる可能性がある。変わったせきをしていると思ったらすぐに受診してほしい」と話した。

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