6億7700万円相当の覚醒剤を密輸の疑い スーツケースとボストンバックから発見 ジュースの粉に見せかけ 福岡空港で最多の押収量

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覚醒剤およそ11キロを福岡空港に密輸した疑いで30代のタイ人の女が逮捕されました。福岡空港での押収量としては最も多いということです。
覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕されたのは、タイ人のセーチョン・チュワ容疑者です。警察などによりますと、セーチョン容疑者は3月8日、タイのスワンナプーム国際空港から福岡空港に覚醒剤およそ11キロ、末端価格で6億7700万円相当を密輸入した疑いです。
セーチョン容疑者は、20人ほどのツアー客の1人として来日しましたが、手荷物として預けていたスーツケースと機内に持ち込んだボストンバッグから覚醒剤が見つかりました。■東まどか記者「小分けされた覚醒剤がずらりと並んでいます。 10キロあまりの覚醒剤はジュースの粉に見せかけるなどして持ち込まれました。」
覚醒剤およそ11キロは、福岡空港で一度に押収された量としては、統計が残る1989年以降、最も多いということです。警察はセーチョン容疑者の認否を明らかにしていませんが、大量の覚醒剤をどのように入手したのか捜査を進めています。

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