女子高生に250万円貢がせるメンズ地下アイドル犲詑屬魯曠好鉢畩攜澄―蠡飴務所を摘発

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女性ファンの胸を触らせるなど、わいせつな行為をさせる目的で、男性(23)をメンズ地下アイドルとして働くようスカウトしたとして、警視庁少年育成課は24日、職業安定法違反(有害業務目的労働者募集)の容疑で、東京都新宿区のメンズ地下アイドル事務所「NApromotion」社長の栗田竜之介容疑者(32)ら2人と、法人としての同社を書類送検した。栗田容疑者は黙秘し、もう1人は「覚えていない」と説明している。
栗田容疑者らには、2022年5月ごろ、男性に「アイドルをやってみない」などと声を掛け、メンズ地下アイドルとして働くよう勧誘した疑い。容疑者らが男性に指示して、ライブでファンにわいせつな行為をさせる目的だったとみられる。
男性は月に50万~200万円を売り上げたとみられる。少年育成課は19日、都迷惑防止条例違反容疑で男性も書類送検した。
地下アイドルにスカウトすることと、ファンにわいせつ行為をさせることがどのように結びつくというのか。ライブでファンの胸をもむなどわいせつ行為をさせれば、ファンから嫌われるかもしれない。何のためなのか。
歌舞伎町事情通は「NAプロモーションはファンとの距離の近さがウリです。ツーショット撮影の時にスキンシップ、ハグ、キスでホレさせて、ファンは“推し”のためにお金を使うというサイクルです」と解説。疑似恋愛をより強調しているようだ。
「その中で胸を触ったとして事件になりました。触られたドキドキ感と恋愛感情がごっちゃになるファンが一定数いるということです。ライトなファンよりディープなファンに大金を使わせるということでしょう」(同)。わいせつ行為がビジネスに組み込まれているのだろうか。
同事務所のライブで100万円、250万円を使った女子高生がいて問題になった。パパ活などで推し活の資金を作っていたという。
「使った金額によってポイントがたまり、手紙がもらえたり、一緒にプリクラを撮れたり、デートできたり、日帰り温泉旅行に行けたりする。売り上げに応じてアイドルをランク付けし、ファンに推し活させて、アイドル同士で売り上げを競わせるのは、ホストのシステムを思わせます。人によってはNAプロをメンズ地下アイドルじゃなく、“メンズ地下ホスト”と呼んでいます」と同事情通は話している。
ホストクラブを巡っては売掛金が問題となり、規制を求める声もある。メンズ地下アイドル業界についても議論がありそうだ。

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