日大上層部で泥沼訴訟バトル…大学新聞は「学生ファーストではなく自分ファースト」と痛烈批判

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《いい加減にしてほしい》《まったく学生のことを考えてない》《辞めろというなら辞めてやるよ。でも、納得していないから訴えるって。いつまでガキのけんかを続ける気なのか?》……。ネット上には、現役の学生やOBとみられる人からの怒りの声が溢れている。
日大教職員も愕然…林理事長が会見で言い放った「ひと言」、全身プラダ動画には“そんなことをしている場合か” アメリカンフットボール部員の違法薬物事件が発覚した日本大学(東京)で、上層部による泥沼と言ってもいい訴訟バトルが勃発した。27日、澤田康広副学長(59)が林真理子理事長(69)に対して1000万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした、と報じられたのだ。

澤田氏側は薬物事件の対応をめぐり、林理事長が澤田氏に対して理事長室で発した「警視庁による澤田氏への捜査が進んでいる」といった発言や、合理的な説明をせずに理事会などの出席禁止命令を出した行為が「故意に相手をおとしめる違法なパワハラ」などと訴えているという。 裁判の行方は今後の展開として、現役学生にとってはこれ以上、「日大ブランド」が損なわれることになりかねない事態が続くことにうんざりしているようだ。学生や本学ブランドのことよりも自己保身の意図が目につく「日本大学新聞ONLINE」が公表しているコラム「清流 10月号」はこう書いている。一部を抜粋して引用する。《本学執行部の皆さん、私は裏切られた気持ちでいっぱいです。昨年7月に新体制がスタートした時、旧体制で指摘されたガバナンス不全を改革し、まん延していた負のイメージを払拭してくれると信じていました。》《しかし、2人目の逮捕者を出したアメフット部違法薬物事件に関する一連の対応はあまりにもひどい。8月の記者会見で発表した事実関係の齟齬(そご)、トップ層の生々しい音声流出や内部会議の相次ぐ資料漏洩(ろうえい)…。最高学府とは思えない、あまりの情けなさに私たち学生は怒りを通り越して呆れています。》《最も気になるのは、学生への配慮が全く見えないこと。各種メディアで報じられる一部本学トップ層の言動を見ていると、学生や本学ブランドのことよりも自己保身の意図が目につきます。「学生ファースト」ではなく、まるで「自分ファースト」です。》《ネガティブな話題ではなく学生の努力に光が当たる、そんな日大であってほしいです。》《反省すべきは反省し、今度こそ誇りを持てる「新生日大」を実現させてください。約7万人の学生はしっかりと見ています。》 林理事長や澤田副学長はまず、学生らの真剣な思いに耳を傾けるべきではないか。
アメリカンフットボール部員の違法薬物事件が発覚した日本大学(東京)で、上層部による泥沼と言ってもいい訴訟バトルが勃発した。27日、澤田康広副学長(59)が林真理子理事長(69)に対して1000万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした、と報じられたのだ。
澤田氏側は薬物事件の対応をめぐり、林理事長が澤田氏に対して理事長室で発した「警視庁による澤田氏への捜査が進んでいる」といった発言や、合理的な説明をせずに理事会などの出席禁止命令を出した行為が「故意に相手をおとしめる違法なパワハラ」などと訴えているという。
裁判の行方は今後の展開として、現役学生にとってはこれ以上、「日大ブランド」が損なわれることになりかねない事態が続くことにうんざりしているようだ。
「日本大学新聞ONLINE」が公表しているコラム「清流 10月号」はこう書いている。一部を抜粋して引用する。
《本学執行部の皆さん、私は裏切られた気持ちでいっぱいです。昨年7月に新体制がスタートした時、旧体制で指摘されたガバナンス不全を改革し、まん延していた負のイメージを払拭してくれると信じていました。》
《しかし、2人目の逮捕者を出したアメフット部違法薬物事件に関する一連の対応はあまりにもひどい。8月の記者会見で発表した事実関係の齟齬(そご)、トップ層の生々しい音声流出や内部会議の相次ぐ資料漏洩(ろうえい)…。最高学府とは思えない、あまりの情けなさに私たち学生は怒りを通り越して呆れています。》
《最も気になるのは、学生への配慮が全く見えないこと。各種メディアで報じられる一部本学トップ層の言動を見ていると、学生や本学ブランドのことよりも自己保身の意図が目につきます。「学生ファースト」ではなく、まるで「自分ファースト」です。》
《ネガティブな話題ではなく学生の努力に光が当たる、そんな日大であってほしいです。》
《反省すべきは反省し、今度こそ誇りを持てる「新生日大」を実現させてください。約7万人の学生はしっかりと見ています。》
林理事長や澤田副学長はまず、学生らの真剣な思いに耳を傾けるべきではないか。

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