歩道のコケで滑って骨折、280万円の賠償命じられた那珂川市「承服できず」と控訴

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

福岡県那珂川市が管理する歩道をランニング中に、こけで滑ってけがをしたのは市が安全管理を怠ったのが原因として、県内の男性が約1650万円の損害賠償を求めた訴訟で、市は約280万円の支払いを命じた10月の福岡地裁の判決を不服として、福岡高裁に控訴したことが同市などへの取材でわかった。
11月2日付。市は取材に対し、「判決に承服できないので控訴した」とコメントした。
判決によると、男性は2020年、同市内の下り坂を走っていた最中にこけに滑って転び、肋骨(ろっこつ)を折るなどした。判決は、市が対策を行うことは可能だったと判断した一方で、避けて走ることもできたとし、男性側の過失を4割とした。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。