「生活費に困り食べるものがなかった」無人販売店で米や冷凍食品を堂々と“窃盗” 76歳女を現行犯逮捕 北海道・釧路市

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18日、北海道釧路市にある無人販売店で、米などを盗んだとして76歳の女が現行犯逮捕された。
女は13日と17日にも、店内の商品やコインランドリーの洗濯物を盗んでいたとみられている。
北海道釧路市にある無人販売店、「山仁 野口商会 COINLAUNDRY KAI 鳥取大通店」で事件は起きた。
18日、キャップを被った女が店に現れた。
慣れた手つきでケースを開け、袋に冷凍食品を入れていく。商品をいっぱいに詰め込むと、続いて隣の棚へ向かう。ところが…。
米を手に取り、料金箱にお金を入れず、そのまま去って行った。
女が店を出た直後、張り込んでいた警察官たちがかけ寄り、窃盗の現行犯で逮捕。女は、76歳の無職だった。
被害に遭った、山仁 野口商会・野口英寿社長は「こんな堂々と、まして衣類まで持っていく人がいるんだと…。非常にショックでした」と話した。
実は13日にも、逮捕された女とみられる人物が、併設されたコインランドリーの洗濯物を物色していた。袋に詰め込み、帰り際に米袋を持ち去っている。
また逮捕前日の17日にも、米袋と商品を盗んで、自転車で去って行く様子が記録されていた。
これまでの被害額は、合わせて約2万円だ。
逮捕された女は、犯行に及んだ動機をこう話している。
「生活費に困り、食べるものがなかった」
警察は、余罪があるとみて捜査を続けている。(「イット!」 10月25日放送より)

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