山で採取した毒キノコ、ヒラタケと勘違いして知人夫妻に譲り…みそ汁で食べた4人食中毒に

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山形県は23日、鶴岡市と東田川郡在住の70歳代の男女計4人が、毒キノコのツキヨタケを誤って食べ、食中毒になったと発表した。
東田川郡の70歳代女性が入院したが、快方に向かっているという。県内で毒キノコの食中毒は、今シーズン初めて。
発表によると、鶴岡市の70歳代男性が22日、市内の山でキノコを採取し、食用の「ヒラタケ」と勘違いして東田川郡の70歳代の知人夫妻に譲った。この夫妻は同日午後0時半頃、みそ汁にして食べたところ、約1時間後に嘔吐(おうと)などの症状が出て、医療機関を受診した。採取した男性も、70歳代の妻とキノコをみそ汁にして食べ、同様の症状を発症したという。
庄内保健所が22日、症状や残ったキノコを確認し、毒キノコによる食中毒と断定した。県は毒キノコを誤って食べないよう、注意を呼びかけている。

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