「ジャニーズ部屋」があったNHK内で性加害受けたとの証言…「重く受け止めます」

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ジャニーズ事務所の創業者、ジャニー喜多川氏(2019年死去)による性加害問題で、東京・渋谷のNHK放送センターで20年ほど前に音楽番組への出演を希望してダンスの練習に参加した男性が、喜多川氏から局内で性被害を受けたと証言していることが9日、わかった。
この証言について、NHKは「放送センター内で深刻な性被害を受けたという男性の証言を重く受け止めています。番組の制作責任を持つNHKとして、看過できない問題であり、今後、出演者の安全や人権を守る取り組みをさらに進めてまいります」とコメントしている。
同センターには、番組に出演する同事務所のタレントらが、ほぼ占有する部屋があると指摘されてきた。山名啓雄メディア総局長は9月の定例記者会見で、「特殊なことではない。一般的に言えば、何年も続いている番組であれば恒常的にリハーサル室が必要となる」と述べ、その存在を認めた。

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