高齢者の大切な貴金属を安値で買いたたく 「皿1枚でもいい」強引に訪問する悪徳業者の防ぎ方

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購入業者が自宅に来て物品を買い取る、「訪問購入」をめぐるトラブル相談が、ここ数年増えている。
不要品だけを引き取ってもらうはずだったのに、途中で「貴金属はないか」と豹変――。国民生活センターは2023年9月27日、「不用なお皿の買い取りのはずが、大切な貴金属も強引に買い取られた!」という警鐘を鳴らす発表をした。
どうしたら被害を防げるか。同センターの調査担当者に聞いた。
国民生活センターによると、訪問購入をめぐる相談件数は、コロナ禍の2020年頃ごろから増え始めている【図表】。相談者の約76%が女性というのが特徴で、契約当事者全体の8割近くが60歳以上のシニアだ。
具体的な事例では、こんなケースが代表的だ。
こうした被害をどう防げばよいのか。J-CASTニュースBiz編集部は、調査を担当した国民生活センター相談情報部の岩直子さんに話を聞いた。
――なぜ、ここ数年、訪問購入業者に貴金属を強引に買い取られる相談が増えているのでしょうか。
――なるほど。訪問買い取り業者の中には、不要品を買い取ると言いながら、本当の狙いは、金などの貴金属という業者がいるわけですね。
――それは、なぜですか。
――悪知恵が働きますね。
――彼らからの被害を防ぐにはどうしたらよいでしょうか。
――こちらからチラシなどを見て、不要品購入を頼んで家に入れた場合はどうでしょうか。
(J-CASTニュースBiz編集部 福田和郎)

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