女子高生を風俗店で働かせ、レンタルルームで複数回…少女が陥った「メン地下わいせつ事件」戦慄ルポ

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「メンズ地下アイドルの追っかけをするためにおカネが必要でした」
派遣型風俗店で働いていた少女は、警察の取り調べに対しこう供述しているという。
10月4日、警視庁少年育成課は児童福祉法違反(淫行させる行為)などの疑いで渥美淳容疑者(37)や杉山史泰容疑者(37)ら男4人を逮捕した。渥美容疑者は東京都豊島区の派遣型JKリフレ「age8(アゲハ)」の店長。杉山容疑者は経営者だ。
「逮捕容疑で渥美容疑者らは、’22年8月、当時16歳だった女子高生Aさんに50代の男性客へホテルでわいせつな行為をさせたとされます。Aさんが18歳未満だったにもかかわらず、十分な年齢確認をしなかったとか。容疑者らが面接した際、Aさんは保険証の画像の生年月日を加工し『19歳』と説明していたようです。
Aさんは男性地下アイドル(以下、メン地下)の追っかけで、友人に応援費用を稼ぐ方法をたずねると渥美容疑者の店を紹介されたといわれます。Aさんは約4ヵ月間で70人以上の男性客を相手にし、80万円ほどを稼いでいたようです。Aさんにわいせつな行為をさせていた『age8』も、約6年半でおよそ1億1000万円を売り上げていました」(全国紙社会部記者)
’22年11月に、家出中だったAさんを警察が豊島区内で保護し事件が発覚。渥美容疑者や杉山容疑者は犯行を認めているという。
メン地下の応援でカネを必要としている少女が、わいせつ事件に巻き込まれるケースが多発している。以下に最近起きたトラブルを紹介したい。
・今年1月、20代のメン地下のグループメンバー2人が逮捕される。男の一人は路上でビラを配っていたときに女子高生と知り合い、「一緒に幸せな時間を過ごしたいな」などと誘ってホテルでわいせつな行為に及んだとか。もう一人の男は、都内のコンセプトカフェの個室で別の女子高生と複数回にわたり性的関係に。女子高生たちは、「撮影代」などの名目で男たちに数十万円以上を支払っていたという。
・今年4月、警視庁は40代の風俗店店長を逮捕。年齢確認を十分せずに、10代の女子高生を働かせていたとされる。女子高生は「裏オプション」として、レンタルルームなどで男性客とわいせつな行為におよんでいたとか。警察の調べに対し「メン地下のライブやグッズ購入のためにおカネが必要だった」と話していたという。
少女たちの弱みにつけこむ男性アイドルや風俗店経営者たち……。警視庁は〈その『推し活』大丈夫?〉などと警鐘を鳴らすチラシを都内の学校に配り、メン地下に対する注意を喚起している。

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