電動のこぎりや芝刈り機を押収 大阪のビッグモーター7店舗捜索

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

中古車販売大手「ビッグモーター」の全国各地の店舗周辺で街路樹が不自然に枯れるなどした問題で、大阪府警は6日、器物損壊の疑いで、府内の7店舗を家宅捜索し、電動のこぎりや芝刈り機などを押収した。
今後、押収品を分析して裏付けを進めるとともに関係者を聴取し、本社の関与などを調べる。
府警が家宅捜索したのは、茨木店(茨木市)▽東大阪店(東大阪市)▽二色の浜店(貝塚市)▽狭山店(大阪狭山市)▽第二阪和店(堺市西区)▽東住吉店(大阪市東住吉区)▽深江橋店(同市城東区)-の7店舗。午前10時ごろから一斉に行い、茨木店では捜査員約10人が店に入った。
街路樹問題を巡っては、国土交通省と府、大阪市、茨木市がそれぞれ管轄する店舗前の街路樹の土壌調査を実施。少なくとも5店舗から除草剤の成分が検出され、狭山店は府に対し、除草剤の散布を認めた。府などは今月3日に被害届を府警に提出し、受理された。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。