孫殺害未遂、78歳女認める 「母役担い追い詰められ」

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千葉地裁
千葉県香取市で3月、同居する孫の小学生男児の首を絞めて殺害しようとしたとして、殺人未遂罪に問われた高橋伊都子被告(78)は5日、千葉地裁(松本圭史裁判長)の裁判員裁判初公判で起訴内容を認めた。弁護側は、自閉症スペクトラム障害と診断された孫を母親に代わって面倒を見る役目を担い、追い詰められていたと主張した。
検察側は冒頭陳述で、事件前日に孫が被告の夫に暴力を振るったと指摘。孫の父で一緒に暮らしていた長男らが外出している時間帯に、自宅の物置にあったロープで孫の首を絞めたとした。弁護側は、孫を含めて家族全員が処罰を望まない意向だと訴えた。

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