ドラッグストアで連続強盗、警察犬は15分で逃げた女の住むアパート近くへ

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埼玉県富士見市のドラッグストアで発生した連続強盗事件で、臭いを追跡して容疑者の逮捕に貢献した警察犬2匹が表彰された。
ご褒美としてささみの高級ジャーキーを100枚ずつプレゼントされると、2匹はうれしそうにしっぽを振った。
表彰されたのはゼスト号とクシストス号で、ともに雄のジャーマンシェパード。ゼストは6月18日、現金を奪って店から逃走した女の足跡の臭いを追い、女が住むアパートの50メートル手前まで約15分でたどり着いた。同29日に起きた2件目の事件では、クシストスがアパートの目の前まで跡をたどった。
この追跡もあって、県警は女を7月1日に強盗などの容疑で逮捕。捜査員が防犯カメラを解析するよりも短時間で特定することができたといい、クシストスに刑事部長賞、ゼストに捜査1課長賞が贈られた。同25日に行われた表彰式で、クシストスの指導士の小焼山功裕(こやけやまのりひろ)巡査部長(34)は「訓練の成果。相棒に感謝です」と話していた。

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