「あと30秒あるからまだいける」と白い仮面強盗が奪った腕時計、60~70点押収

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東京・銀座の高級腕時計店で起きた強盗事件で、事件直後に港区赤坂で乗り捨てられたレンタカーの車内から、被害品とみられる腕時計30~40点が新たに見つかったことが捜査関係者への取材でわかった。
既に押収済みの約30点と合わせ、これまでに見つかったのは60~70点となった。被害品は100点を超えるとみられており、警視庁がさらに確認を進める。
事件は8日午後6時15分頃、ロレックス専門販売店「クォーク銀座888店」で発生。白い仮面で顔を隠した3人組が刃物で店員を脅し、ロレックス製の腕時計などを奪って逃走した。3人のうち1人は店内で「あと30秒あるからまだいける。大丈夫」と話していたといい、警視庁は強盗グループがあらかじめ滞在時間を決めていた可能性があるとみている。
逃走に使われたレンタカーは事件から約15分後に港区赤坂で乗り捨てられ、警視庁は近くのマンションに侵入したとして16~19歳の男4人を逮捕。付近の植え込みから被害品とみられる腕時計約30点が入った黒いバッグが見つかっていた。
4人は調べに対し、互いについて「知らない人だ」などと話しており、警視庁はほかに指示役がいる可能性があるとみている。

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