60代男性を殺害か “人気の先生”逮捕 事件当日は「休暇を申請」…昨日も変わらず中学校に出勤

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

東京・江戸川区の住宅で60代の男性を殺害したとして、中学校の教諭の男が逮捕されました。男は事件後も約2か月半にわたって、通常通り学校に出勤を続けていて、当時は特別支援学級の3年生の担任をつとめていたということです。◇10日、殺人の疑いで逮捕された尾本幸祐容疑者36歳。先月には、校庭でランニングをし、時折笑顔を見せる姿がありました。東京・江戸川区の中学校に教諭として勤務している尾本容疑者。事件後も中学校に出勤していたといいます。

この中学校に通っている生徒は取材に対し…中学校の生徒 「よく校庭を走っていて元気な先生だった。まさか事件を起こすとは思わなかった。驚いているし怖い」保護者は…子どもが中学校に通う保護者「(娘から)人気があった先生と聞きました。ショックですね」周辺の住民がみたのは、尾本容疑者の子煩悩な姿です。近所の住民「パパ(尾本容疑者)がお兄ちゃん2人とよく自転車でやっていましたけど」いいパパ?「うん。子どもたちとすごくよく遊んでいた」警視庁によりますと、尾本容疑者は今年2月、江戸川区の住宅に住む山岸正文さん(63)を刃物で切りつけるなどして、殺害した疑いがもたれています。尾本容疑者が勤務していた中学校があるのは東京・江戸川区です。山岸さんが切りつけられた自宅も同じ江戸川区内で、中学校から近い場所にあります。山岸さんは事件があった2月24日、スーパーに立ち寄っていたということです。午後6時半ごろ、山岸さんが自宅に帰宅した直後、尾本容疑者は顔や首などを刃物で複数回切りつけるなどし、殺害した疑いがもたれています。山岸さんの自宅に滞在していたのは10分程度とみられています。司法解剖の結果、死因は出血した血を吸ったことによる窒息死でした。事態が急展開したのは、事件から約2か月半たった今月10日。午前6時半ごろ、尾本容疑者の自宅近くには、スーツ姿の捜査員たちの姿がありました。周辺の防犯カメラの捜査などから尾本容疑者の関与が浮上。警視庁が事情を聴くため尾本容疑者の身柄は警察署に。そして午後2時過ぎ、逮捕されたのです。3日ほど前、尾本容疑者と話したという近所の住民は…約3日前に話した近所の住民「普通の方ですよね。優しそうな方で、いつも親切にしていただいていた」約3週間前の先月17日、白いキャップにパーカーを着て、自転車で出勤していた尾本容疑者。別の日にも、同じような白いキャップをかぶった尾本容疑者が自転車で出勤。その約2時間後、校庭でオレンジの靴を履いて白い帽子をかぶって、子どもたちと一緒にランニングをし、生徒たちと会話をする様子も見られました。学校によりますと、事件当時、特別支援学級の3年生の担任をつとめていたといいます。勤務先の中学校は、10日夕方会見を開きました。「ぎりぎりまで、昨日の放課後まで通常勤務。非常に誰とでもおだやかに会話ができる教員。個々に応じた丁寧な対応していると私は見ていた」事件があった今年2月当日は…「彼はその日は休暇を申請していた。午前中まで仕事して、午後休暇。全く予想をしておりませんでした。それにつきます」警視庁は10日朝から約9時間にわたり、尾本容疑者の自宅を家宅捜索。警視庁の捜査員が尾本容疑者の自宅から段ボールやビニール袋などを運び出していきました。警視庁の調べに、尾本容疑者は「事件には関わっていません」と否認しているといいます。現状では2人の間に接点があったかわかっておらず、警視庁は犯行の経緯や動機について詳しく調べています。
東京・江戸川区の住宅で60代の男性を殺害したとして、中学校の教諭の男が逮捕されました。男は事件後も約2か月半にわたって、通常通り学校に出勤を続けていて、当時は特別支援学級の3年生の担任をつとめていたということです。

10日、殺人の疑いで逮捕された尾本幸祐容疑者36歳。先月には、校庭でランニングをし、時折笑顔を見せる姿がありました。
東京・江戸川区の中学校に教諭として勤務している尾本容疑者。事件後も中学校に出勤していたといいます。
この中学校に通っている生徒は取材に対し…
中学校の生徒 「よく校庭を走っていて元気な先生だった。まさか事件を起こすとは思わなかった。驚いているし怖い」
保護者は…
子どもが中学校に通う保護者「(娘から)人気があった先生と聞きました。ショックですね」
周辺の住民がみたのは、尾本容疑者の子煩悩な姿です。
近所の住民「パパ(尾本容疑者)がお兄ちゃん2人とよく自転車でやっていましたけど」
いいパパ?
「うん。子どもたちとすごくよく遊んでいた」
警視庁によりますと、尾本容疑者は今年2月、江戸川区の住宅に住む山岸正文さん(63)を刃物で切りつけるなどして、殺害した疑いがもたれています。尾本容疑者が勤務していた中学校があるのは東京・江戸川区です。山岸さんが切りつけられた自宅も同じ江戸川区内で、中学校から近い場所にあります。
山岸さんは事件があった2月24日、スーパーに立ち寄っていたということです。午後6時半ごろ、山岸さんが自宅に帰宅した直後、尾本容疑者は顔や首などを刃物で複数回切りつけるなどし、殺害した疑いがもたれています。
山岸さんの自宅に滞在していたのは10分程度とみられています。司法解剖の結果、死因は出血した血を吸ったことによる窒息死でした。
事態が急展開したのは、事件から約2か月半たった今月10日。午前6時半ごろ、尾本容疑者の自宅近くには、スーツ姿の捜査員たちの姿がありました。周辺の防犯カメラの捜査などから尾本容疑者の関与が浮上。警視庁が事情を聴くため尾本容疑者の身柄は警察署に。そして午後2時過ぎ、逮捕されたのです。
3日ほど前、尾本容疑者と話したという近所の住民は…
約3日前に話した近所の住民「普通の方ですよね。優しそうな方で、いつも親切にしていただいていた」
約3週間前の先月17日、白いキャップにパーカーを着て、自転車で出勤していた尾本容疑者。別の日にも、同じような白いキャップをかぶった尾本容疑者が自転車で出勤。その約2時間後、校庭でオレンジの靴を履いて白い帽子をかぶって、子どもたちと一緒にランニングをし、生徒たちと会話をする様子も見られました。
学校によりますと、事件当時、特別支援学級の3年生の担任をつとめていたといいます。
勤務先の中学校は、10日夕方会見を開きました。
「ぎりぎりまで、昨日の放課後まで通常勤務。非常に誰とでもおだやかに会話ができる教員。個々に応じた丁寧な対応していると私は見ていた」
事件があった今年2月当日は…
「彼はその日は休暇を申請していた。午前中まで仕事して、午後休暇。全く予想をしておりませんでした。それにつきます」
警視庁は10日朝から約9時間にわたり、尾本容疑者の自宅を家宅捜索。警視庁の捜査員が尾本容疑者の自宅から段ボールやビニール袋などを運び出していきました。警視庁の調べに、尾本容疑者は「事件には関わっていません」と否認しているといいます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。