公園の35m木製アーチ橋が崩落、けが人なし…前夜から大雨警報の唐津市

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佐賀県唐津市は7日、同市七山藤川の鳴神(なるかみ)公園内にある木造橋「鳴神橋」(全長約35メートル、幅約2・5メートル)が崩落したと発表した。
同日朝に市職員が確認した。橋は老朽化のため3月14日から通行禁止にしており、けが人はいなかった。
市の発表によると、橋は市管理で、1996年3月に開通した木製のアーチ橋。玉島川をまたいで公園と駐車場をつなぎ、園内を散策する人が利用していた。アーチ部分の劣化が目立っていたため、市は橋の両側に通行禁止を知らせる表示板を立てていた。
同公園は同市東部の山間部にあり、川遊びスポットとして人気で夏には多くの家族連れでにぎわうという。
唐津市内では5日深夜から雨が降り続き、6日夜から断続的に大雨警報が出されていた。市職員や橋のそばにある農産物直売所の職員が6日夜までに計3回、橋の様子を確認したが、変化は見られなかったという。

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