中野区議選で次点となった参政党・田中裕史氏が異議申し立て わずか「0・415差」で落選

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4月23日に投開票された東京・中野区議選(定数42)で、「0・415差」で次点となった参政党の田中裕史(ひろし)氏が8日、票の再点検を求め、中野区選挙管理委員会に異議申し立てを行った。23区のうち、統一地方選で改選となった選挙区の中で異議申し立てが行われたのは世田谷区に続き2例目。
中野区では田中票、ひろし票がそれぞれ1票づつあり、それぞれの有効得票数で割り振る「案分」が採用された。その結果1583票を獲得した田中氏に対し、田中票0・872票、ひろし票0・713票、計1・585票が割り振られた結果、小数点以下の票差が生まれた。
田中氏は「1票に満たない数字での票差であったのが前提としてあるが、姓・名それぞれ同じ名前の人が候補者として立っていた。無効票を含めてきちんと読み取れていない票があるのではないかということで異議申し立てした」と述べた。
公職選挙法では結果に不服がある場合、14日以内に当該の選管に異議申し立てをすることができる。

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