河井克行元法相からの買収で起訴の5人、被告の立場のまま立候補し4人当選

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広島県議選と広島市議選では、2019年の参院選を巡る大規模買収事件で河井克行元法相(実刑確定)側から現金を受け取ったとして、公職選挙法違反(被買収)で起訴された現職の県議1人と広島市議4人の計5人が被告の立場のまま立候補し、4人の当選が決まった。
市議1人が落選した。
5人は現金の趣旨について「後援会への寄付金だった」などと違法性を否定し、裁判では無罪を主張する方針。今後の裁判で有罪が確定した場合は失職する。
市議選の安芸区選挙区(定数4)では、起訴後に自民党を離党し、無所属で出馬した三宅正明さん(50)が5選を確実にし、支援者から拍手が起こった。三宅さんは「市のためにこれからも全力を尽くす。裁判では無罪を訴えたい」と話した。

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