石見銀山近くの橋、もたれかかった柵壊れ女性が転落し死亡…市が腐食確認し周囲にコーン設置

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島根県大田市は8日、同市大森町の羅漢町橋で、観光客の女性がもたれかかった木製の柵が壊れ、約4メートル下の銀山川に転落したと発表した。
大田署によると、女性は愛知県北名古屋市の田上やすえさん(68)で、搬送先の病院で死亡が確認されたという。
大田市によると、田上さんはツアー客として近くの世界遺産・石見銀山遺跡を訪れ、同日午後3時半頃、柵にもたれかかったという。破損箇所は市が2021年4月に腐食を確認しており、周囲にコーンを設置した状態で放置していた。
同市大森町は石見銀山遺跡の中心地。羅漢町橋は石見銀山公園から約百メートルにあり、多くの観光客が訪れる。

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