JAXA“不適切研究”で理事長ら処分 研究チーム責任者の古川聡飛行士 あす会見へ

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JAXAの古川聡宇宙飛行士らのグループが行った医学研究で捏造などの不適切な行為があった問題で、JAXAは理事長らを厳重注意処分にしたと発表しました。
この問題は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の古川聡宇宙飛行士が責任者を務めた研究チームが国際宇宙ステーションを模した閉鎖環境での実験を行った際に、データを捏造したり、改ざんしたりしていたものです。
問題の責任を取り、JAXAはきのう付で、山川宏理事長と鈴木和弘副理事長を「厳重注意」の処分にしたほか、佐々木宏理事を「訓告」にしたと発表しました。あす、古川飛行士も登壇する会見を行い、いきさつなどを説明する予定です。
処分を受けて、山川理事長は「適正に研究を遂行する環境を整えられなかったことを深くお詫びする」などとコメントしています。

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